「ギリシア民主政」気になるヨーロッパの歴史・・・その4
デロス同盟を率いたアテネが、他のポリスに対して基金の流用など専横な振る舞いをするようになると、これに参加しなかった有力ポリスのスパルタなどとの対立が深まりました。
ペロポネソス戦争(前四三一~前四〇四)は、アテネ連合とスパルタ連合の戦いであり、スパルタが勝利しました。
この後もポリス間に内紛は続き、戦争で農業は荒廃し、亡命者が増加、彼らは傭兵となって出陣し、市民皆兵の原則は内部から崩壊していきます。
こうしたなかで前四世紀後半になると、同じギリシア人ではあるが王国であった北方の新興国マケドニアが台頭し、その王フィリッボスニ世の軍門に、ギリシアの諸ポリスは降るのです。